Back to matchesWe found a matchYour institution may have access to this item. Find your institution then sign in to continue.Titleスヌーズレンがもたらす行動変容とその可能性 一科学的根拠となるデータ測定に関する提唱一Authors小嶋尚人Abstractスヌーズレンの効果を立証するための科学的なエビデンスは少なく、統計的に信頼でき るだけのサンプルサイズが確保されていない。そのため、その効果には懐疑的な人も多い。一 方で、障害のある子どもの個々の状況に応じた指導も強く求められており、そのための手法と してスヌーズレンは有効である。そのため、導入を促進するためにも科学的なエビデンスを集 めることが重要である。本論では、スヌーズレンが神経系に働きかける効果に注目し、リラッ クス状態であることを測定する手法として、唾液を採取することで、ストレスチェックを行う ことを提案する。科学的なエビデンスを集めるための手法は唾液以外にも脳波測定や、心電測 定なども考えられる。このようなデータは統計的に信頼ができるだけの十分なサンプルサイズ が要求される。本論では、科学的エビデンスの重要性と測定手法の提案を行い、このような取 り組みを促進することを目的とする.PublicationJapanese Journal of Education & Welfare on Snoezelen, 2021, Vol 4, p90ISSN2432-6003Publication typeArticle