Back to matchesWe found a matchYour institution may have access to this item. Find your institution then sign in to continue.Title「やさしい環境」と「触れ合い」を重視したスヌーズレン教育の実践.Authors豊見本公彦Abstract近年、スヌーズレンが教育として明確に位置づけられて久しいが、全国的にもスヌーズ レン教育の定義を踏まえた授業実践報告は未だ少ない。教育現場では授業者の独自解釈による 「光遊び」や「感覚遊び」的な内容が多く、教師の寄り添う場面や共感、触れ合い等が重視さ れていない。そこでスヌーズレン空間が生み出す価値に着目し「自然」と「ゆらぎ」をテーマ に、各感覚刺激のリラクゼーション効果を踏まえた「やさしい環境」を設定した。かかわる教 師もスヌーズレン環境の一部として、「触れ合う(共感・低触圧・遅速度)」三項関係の工夫 による、実践の質的向上を目指して授業実践を行った。目的を (1)リラクゼーションと情動の安 定、(2)主体的な動きと感情表出に重点を置き、環境の持つ心理的効果と触れ合い(触刺激)の ある三項関係の構築に努めることができた。今後、多くの教師がスヌーズレンについての理解 を深め、教育的な指導法確立の一助となるものと考える。PublicationJapanese Journal of Education & Welfare on Snoezelen, 2018, Vol 2, p87ISSN2432-6003Publication typeArticle