Back to matchesWe found a matchYour institution may have access to this item. Find your institution then sign in to continue.Title簡易式スヌーズレンルームを活用した 知的障害児の主体性を高めるスヌーズレンの授業実践.Authors長井恵李; 藤澤 憲; 姉崎 弘Abstract我が国の学校教育においては、思考力・判断力・表現力等を総合的に育む「主体的・対 話的で深い学び」に重点がおかれている。特に、言語を用いたコミュニケーションが難しい知 的障害の子どもたちにとっては、主体的・対話的な学びの実現が重要な課題となっている。教 育方法としても用いられているスヌーズレンは、対象児と授業者が対話によって信頼関係を築 くことで、対象児の主体性を高めることができる。本研究では、普通教室を活用した「簡易式 スヌーズレンルーム」において、スヌーズレンの授業を実践した。「スヌーズレンが成立する ための基本要件」を基に作成したスヌーズレンの授業評価規準表を用いて、準備や後片づけが 容易にできる「簡易式スヌーズレンルーム」を活用した授業実践が、スヌーズレンとして成立 しているかを検証した。専用のルームや代表的な器材がなくても、学校の限られた学習空間や 器材を工夫することで、スヌーズレンの実践が可能であることが示唆された。PublicationJapanese Journal of Education & Welfare on Snoezelen, 2018, Vol 2, p62ISSN2432-6003Publication typeArticle